広報委員会 全県アンケート集計結果(令和6年度)
令和6年度の調査では、免許の保持状況、他教科の担当状況など本県の技術・家庭科担当者の指導体制や経験年数・校内での分担などに関する実態調査と、各学年で履修する内容・指導題材と指導時数、第3学年での指導形態、各観点の評価材料、校種間接続に関する内容についての調査を行いました。(回答実績 技術分野189件、家庭分野192件 技術分野回答率46.2% 家庭分野回答率46.9%)
また、教科指導上の課題として捉えている内容についても支障のない範囲で掲載させていただいています。
特筆する結果としては、県内担当者の6割弱が経験15年未満の教員である一方、経験31年目を超える教員が約2割指導を担当していることから、昨年同様いわゆる中堅教員が少ない状況が解消できない実態があると思われます。
今後研究を進めるにあたって、ノウハウのある教員が少なくなり、若手中心で関東ブロックの研究を行っていく時期が到来することが見えてきています。
次回の関ブロ神奈川大会は令和12年度開催の予定です。改訂にあたって、情報や情報技術についての科学的理解を積み重ねる観点から、小・中・高の発達の段階や特質にあわせた形で学びを積み上げる重要性が認識され、技術分野のカリキュラム編成や指導内容の組み立て方について今後注視する必要があるため、令和8年度以降に研究推進組織の立ち上げを行っていきます。
その際の全体提案の基礎資料として今後も調査は積み上げていく予定です。回答率の向上と、現状を捉えた研究のバックデータとして、引き続き調査・分析・まとめを強化してまいります。
アンケートへの回答への協力をよろしくお願いいたします。
令和6年度の調査結果
◯
技術分野
◯
家庭分野
【アンケートに関する問い合わせ】
横浜市立舞岡中学校
向井 大貴
TEL:045-822-2722